Weatherhelm北山田ってどんな事業所?①


Weatherhelm北山田の特徴は、大きく以下の2点をあげることができます

①利用者の将来を見据えた根本的な「療育」に取り組んでいる
②保護者支援に強い

このうち①についてご紹介いたします。

私たちの療育(発達支援)は、目先の問題解決や一つの「できた」を目的としたものではなく、将来を見据えた根本的な療育を行うことで、結果的に様々な場面での適切行動や「できた」が引き出されるというものとなっています。

具体的な方法論としては、『応用行動分析学(ABA)』を軸にした療育となります。
 要点としては、問題行動がある場合にその前後の環境に着目し、行動を生み出す要因と結果を分析して捉え、今後の適切な行動を引き出すよう環境と関わりを設定するということになります。

 一見難しそうな感じがしますが、よくある場面として、例えば、おもちゃ売り場等でほしい物があったときに、「これ買って~!」と駄々をこねるという場面をイメージしてください。

 ここで、折れて買い与えてしまうと、かなりの確率で、「欲しいものがあれば駄々をこねると手に入る」という結果を学習してしまい、今後も同じ行動が続きます。このことは多くの方がイメージできるのではないでしょうか?

 この場面を分解して捉えると、「欲しいものを買ってくれる人がいて、目の前に欲しい物がある」という環境に対し、「駄々をこねる」という行動により、「欲しいものが手に入る」という結果が生じている。ということになります。

 これに対し、今後駄々をこねるという行動が起きなくなるようにするにはどうすればよいか?を考え、環境設定と働きかけを組み立てていくのがABAによる支援とイメージして頂ければよいかもしれません。

 ちなみに、上記の場面での正解は何なのか?が気になるかと思いますが、それは、その「児童による」ということになります。その児童がどのような思考回路を持っているのか、日ごろからどんな経験をしているのか、その時はどんな精神状態なのかなど、様々な要素によって、その場面での最適解は異なります。
 そのあたりが、「療育にマニュアルは存在しない」といわれる所以でもあります。
 例えば一つの例としては、環境要因の方に着目して、「買ってくれる人」ではないと認識させるよう日頃の関わりを持つ、あるいは、欲しい物を目に入れないようおもちゃ売り場にいかない、といった対応も考えられますし、特に結果の方については、「駄々をこねることでは手に入らない」(駄々をこねても絶対に買わない)という結果を学習してもらうことが重要です。
 言うのは簡単ですが、その場面にあって、買わずに乗り切るのがいかに骨の折れることかは想像に難くないですね(冷汗)。
 
 ですが、それもそのはずで、上記のような行動が起きないようにするためには、日ごろからの積み重ねが必要になるからです。そして、欲しいものがあっても我慢をするということと、手に入れるための適切な行動を、自分で納得して学習してもらわなければなりません。
 これにより身についた行動は、一つのケースだけでなく様々な場面においても応用されていきますので、目先の問題解決や能力習得ではなく、根本的な療育であると言えます。

 問題行動を無くすのが目的ではなく、様々な場面で自分の気持ちに対し適切な行動がとれるようにするまでが療育でもあります。

 ちなみに、療育が進むと、上記のような場面で(一例ですが)例えば「欲しいものがあるときはどうするんだっけ?」という言葉がけで、自分で考えて折り合いをつけようとする行動がみられるようになってきます。

 また、この『応用行動分析学(ABA)』に基づいた支援を行うためには、児童一人ひとりの心身の状態を見極め、そこに必要な環境設定と職員の統一された関わりが重要となります。
 ABAを軸にした支援は、医療機関や療育機関など多くの現場で行われていますが、その効果を十分に発揮させるためには条件を整える必要があるということです。
 Weatherhelmでは、ベテランの「児童発達支援管理責任者」による児童一人ひとりをじっくり観察した上での計画立案と、それを理解しチームワークをとれる職員の採用と育成により、療育の効果を生み出す取り組みを行っています。