【コラム】一緒に遊びたいのに遊べない


 子どもの成長の中では、気になること・困りごと・悩みも多いですね。
 Weatherhelm北山田の支援は、施設のなかだけで完結する支援ではなく、知的障害、自閉症、行動面に強い困りごとのあるお子さまも含め、背景と流れを見ながら、家庭につながる支援を行っています。 
 ご家庭で無理にやらせるのではなく、ご父母が日常の関わりの中で、我が子と一緒に楽しんだり、リラックスしながら、ご本人の行動変容を期待できる練習法をご提案していきます。

   

今回のテーマ:【 一緒に遊びたいのに遊べない

 心と体は密接に連動しており、体の状態が心に影響を与え、心の状態が体に影響を与える双方向の関係があります。

 脳は心と体の中心的な調整役ですので、心の動きが体に反映される一方で、体の状態を整えることで心の安定も得られます。

 まずは、からだをコントロールする練習をしましょう。
 「遊びたい」と思っても、その気持ちが相手に伝わらないと遊びの中には入れません。
 遊びたい気持ちが先走り、「たたく」「おす」というような行動を起こすと、相手は反応するので、本人にとって遊びの一つになってしまいます。

ご家庭で、無理なく実行できるご提案

① 一緒に歩く

 これは子ども主導の歩きではありません。親の歩くペースやタイミングに合わせて歩くことです。
 急に走り出す子を追いかけたり・座り込んで止まったりするのは、子どものペースに大人が合わせていることになります。
 まずは一緒に手を繋いで、大人に合わせて歩くことを練習していきましょう。

② 親子で運動・ストレッチ

 ポイントは、大人の指示(回数を決める・カウントをする等)で動くことです。 大人の真似っこをするのも楽しいでしょう。   

③ お手伝い

 カーテンをひく・お箸を並べる・テーブルを拭く等・・・子どもでもできることはたくさんありますね。
 大人の指示に合わせて動く練習の一つとなります。

④マッサージ

 自分の体をコントロールしようとしても、体が硬いと思うように動かせません。
 「落ち着きがない」と言われるお子さまの中には、体が刺激を必要として、もぞもぞ・ゆらゆら動いている場合もあります。
 触れ合い、マッサージで刺激を入れてあげると良いでしょう。

行動の改善には、沢山の成功体験が必要です

運動やお手伝いは、「やった」という実感を得やすいので、親子の時間に「できたね!」とほめられる、認められる機会をたくさん作ってあげてください。